全ての犬が警察犬に向いている?
警察で事件の捜査などの際に警察犬を使って活動を行うということもあります。
私たちの日々生活している中ではあまり馴染みがない警察犬ですが、なぜ警察の捜査では警察犬を使うのでしょうか。
大きな理由としては人間よりも優れた嗅覚を持っているからです。
その差は4000~6000羽位になります。
そんな鋭い嗅覚を使うことで犯人の体の匂いなどを嗅がせて追跡させることが可能です。
また空港の荷物検査で麻薬などをも訓練すれば嗅ぎ分けられるようになるので警察犬というのはとても優秀なのです。
警察犬を初めて使われだしたのが19世紀末のドイツの警察でした。
そして1912年には日本の警察庁にイギリスから2頭の警察犬が採用されて、そこから現在に至ります。
警察犬は何も犯人を追うことばかりでなく、地震や火災などの災害時に人命を救助する警察犬もいます。
ちなみに警察犬というのは全ての犬がなれるものではありません。
主に日本警察犬協会が指定している犬種があります。
それがジャーマン・シェパード・ドッグ、ドーベルマン、エアデール・テリア、コリー、ボクサー、ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバーの7種類です。
特に警察犬で多い犬種がジャーマン・シェパード・ドッグです。
ジャーマン・シェパード・ドッグは、元々は軍用として開発されたものでとても優秀な犬種です。
この他にも指定外ではありますが、警察犬として活動している犬種がいます。
それはミニチュア・シュナウザー、ロングコートチワワ、柴犬、トイプードルです。
さらに2013年4月3日には熊本県警察で全国で初めてミニチュアダックスフントが警察犬となっている。
警察犬というのは1つの犬種だけがなれるものでもなく、指定されている犬種にはそれぞれ特徴がありその特徴をいかした活動が行われている。
今回調べてみてわかったが警察犬は人間よりも優れている部分があり、通常では難しい作業もこなしてしまうことがあるとわかった。